栗駒山の里だより kurikomaya.exblog.jp

今在る故郷の風景を残しておきたくて


by 栗太郎
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御伊勢浜の砂浜

しつこいですが、暑いですね~!
今日は35℃越えの猛暑日だった栗駒地方。
婆ちゃんも愛息子さんぽもエアコン嫌いなので、
扇風機だけでこの夏を乗り越えられるか心配です。

そんな私は今日は気仙沼方面に仕事でした。
気仙沼も33℃。栗駒と大差ない暑さです。

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観光地「岩井崎」の隣にありますお伊勢浜です。
震災前までは海水浴場として
今の時期は多くの海水浴客で賑わっていましたが・・・
東日本大震災後は広い砂浜もだいぶ小さくなっちゃいました。
しかし砂浜は白く、海の水は青くきれいでしたよ。

でもね右側の草のすぐ隣には高さ9mの防潮堤が建設中でした。
宮城県知事の指示による海と人間の分断計画が進んでいる訳ですよ。
「県民のみなさん津波から命を守りますよ。
手っ取り早いから防潮堤造りますよ。
命を守るんだから海の遊びなんて小さなことは無くてもいいでしょ」
という言い分なんですね。

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向こうに見えるのは岩井崎です。
海が見えなければかつてたくさんあった民宿も再建はできない。
海産物の加工場ぐらいが残るのでしょうか。
寂しい風景になります。

御伊勢浜に来る道は多くの復旧・復興・三陸道建設のための
ダンプカーが行き交います。

わずかに残った砂浜で遊ぶことができるのはいつのことでしょうか。
防潮堤に圧迫されながらですけどね。



by kurikoma-photo | 2015-08-04 22:24 | Comments(0)

昨日は北海道旭川市に住む親戚が、わが家を訪れました。
明治時代にわが家から分家し北海道に移住。
つい6・7年前に遠い親戚であることが判り、
4年前には私が旭川にご挨拶におじゃましていました。

当時の北海道の未開の地で新天地を切り開いた方の孫にあたる人が
小さい頃おばあちゃんが話してくれた故郷の栗駒の地を

一目見たいと来てくれたのです。

孫になるTさんはもう70歳になり、ちょっと足が不自由。
娘さん二人が運転手兼介護係で同行。
親孝行な娘さんたちです。

前日電車と飛行機を乗り継ぎ、
レンタカーを借りて仙台に宿泊。
昨日栗駒のわが家に。

わが家に着き仏壇にお線香をあげていただきましたが
すでにTさんは感極まって涙を浮かべていました。
100年前この地から離れ北海道でご苦労されたお爺さんお婆さんの
想いを偲んでいらしたのかと思います。

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わが家でささやかながらの昼食を。
ずんだ餅も用意していたら、
「昔し、婆ちゃんが作ってくれたんだよ」
と喜んでくれました。
明治のころからあったんですね、ずんだ餅。

いよいよ念願のお墓詣りへ。
最初はおじいさんの実家のお墓へ。
お婿さんに来たおじいさんは我が家からも近い所に実家が有ります。
手を合わせるTさんと娘さんたち。


次にわが家のお墓へ。
階段と坂がきついのでTさんは車で待機。
娘さんたちだけでお参りしました。

結婚してすぐ北海道に渡り開拓のご苦労をされたお爺さんお婆さん。
故郷栗駒の地を思い出したことは何度もあったことでしょう。
一度でいいから帰ってみたいなと思ったこともあったでしょうね。

お孫さんとひ孫さんたちが代わりに来てくれましたよ。
間もなくお盆ですから旭川の家で報告を聴いて下さいね。

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最期に訪ねたのが、我が家にゆかりのある新山神社です。
鳥沢地区のずっと奥にある神社です。

参拝するため車いすのお父さんを押す妹さんと
その光景をビデオに録画しているお姉さん。
ビデオは後で編集し、お父さんがいつでも見られるようにするそうです。


暑い中大変ですが、お父さんの念願のためにがんばります。
私はこの光景に感激しましたよ。

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神社のいわれの書いた看板を見入る三人。
戦国時代の末期にこの地に移り住んだわが家のご先祖様が
この神社を建立したことが書かれています。

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念願を達成し満足そうなTさん。
本当に良かったですね。
まだまだ若いんですから、ぜひまた来てくださいね。

娘さんたちもお疲れさまでした。
本当にいい親孝行になりましたね。
ぜひまた遊びに来てください。

私にとっても大変思い出深い一日になりました。


by kurikoma-photo | 2015-08-02 16:30 | わが家の情景 | Comments(0)