栗駒山の里だより kurikomaya.exblog.jp

今在る故郷の風景を残しておきたくて


by 栗太郎
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2017年 01月 07日 ( 1 )

なんだかせわしいお正月は出るに出られずといった感じでしたが、
今日からの3連休はじっくりと有意義に過ごしますよ。
という訳で今日は写真の勉強に、秋田市の千秋美術館で開催されています写真展
「木村伊兵衛の秋田」を観てきました。
木村伊兵衛さんは日本写真家協会の初代会長で報道写真家としては
土門拳と並ぶ写真家です。

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栗原も雪は少ないが、秋田も少ないね~。
アイスバーンを覚悟していたが、高速も一般道も全然道路に雪は無し。

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秋田駅のすぐ近くにあるアトリオンの中にあります千秋美術館。
有りました、「木村伊兵衛の秋田」

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木村伊兵衛といえば東北人にとっては、この写真ですね。
1953年の作品です。
当時17歳の高校生だった「秋田おばこ」コンテストで準優勝だった女性。
野良着と菅笠をかぶってもらったモデル姿で撮ったようですが
本当にきれいですよね~。

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さてメインは、木村伊兵衛が秋田の農村の中に入って撮った写真です。
昭和20年~40年代までに撮った全部で150点の作品です。
一応撮影禁止なので、ちょこっとだけ会場の雰囲気用に撮影させていただきました。
主催者さんごめんなさいね。
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田んぼのあぜ道に置かれた、宮城ではえずこ(えんつこ)に入れられた赤ちゃん。
こうやって父母は畑仕事に頑張るのです。
他にも、夕方、田んぼから帰ってきた母にすがりついて離れない
2歳にもならない男の子の姿の写真。
朝暗い時から一日中田んぼで働く母がどんなに恋しかったでしょうね(涙)。
嫁姑の事情や、村の祭りの様子。子供から老人の姿まで
一枚々々、人々の心情うかがえる写真ばかりでした。
何週も見て回りました。
昭和20~30年代の栗駒もこんな感じでしたよね。
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木村伊兵衛さんの写真です。
人のよさそうなおっさんです。この笑顔で何年も農村に通ったんですね。
だからこそ閉鎖的な東北の農村にも入り込めたんだね。
見習います。

「高精度の機材を使って人を撮っても、それはただ撮っただけにすぎない。
その時の人の心情の一瞬を撮らなければ意味がない」
という木村氏の言葉を座右の銘にします。

写真展は1月29日(日)までです。








by kurikoma-photo | 2017-01-07 21:44 | 趣味 | Comments(0)